MESSAGE
我が社は、何故存在するのか。
常に考え続けている問いです。
弊社は2024年、創業から70周年目を迎えます。ここに至るまで数多くのお客様に支えられてきましたことに深く感謝申し上げます。
半世紀にわたる社歴の間には、多くの方々が汗を流し一生懸命に努力してともに積み上げた実績や経験の財産があり、それらは会社の社風として継承され続けています。その重みを受け、この歴史を終わらせるわけにはならないと、代表就任当時、勇気を持って進む決意をしたことを思い出します。社員の生活を守ることは、三代目としての使命であり、責任でもあります。時代の流れと共に、会社の継続は厳しいものであることを実感しつつ、同時にやりがいも感じています。
新たな時代の中で当社は、多くの困難に直面しました。経営は容易ではなく、仕事も安定しない状況でしたが、それでも何とか進んできました。前経営者のつながりだけに頼ることはできず、新たな道を模索し続けました。仕事を頂く度に「ありがたい、ありがたい」と、専務と二人で仕事がある喜びを噛み締め、乗り越えてきました。
そのような中、わが社が存在し続けるために経営理念を変えなければならない。そのように感じたのです。社員、個人の幸福と他の人の幸福を貫くものは「奉仕の心」であり、人間性を磨くためには「世のため、人のために役に立ちたい」と常に願って生きることが必要だと考えたからです。この心で働くことは、自分のためでもあり、同時に地域の繁栄のためでもあるのです。「やる気」と「自助努力の精神」があれば、道は開けます。困難を克服する時に磨かれ、成長を実感する時に大きな幸福感を感じます。人は、生活の糧のために働くのではなく、仕事を通じて自己を研鑽し、社会に奉仕する存在なのです。一人ひとりの心が集まる組織は、多くの人に奉仕する心を持つべきである。これが弊社の理念となりました。
この理念を追求することが当社のビジョンであり、個人のビジョンにもつながります。「わが社は、何のために存在するのか。なぜ存在しつづけなければいけないのか。なぜ、この社会が、地域が、わが社を必要とするのか」を常に問い続けなければ使命感は生まれない。だからこそ努力精進し、会社の中も外も幸福になることが私の最大の喜びなのです。
株式会社光建エンジニアリングの志すビジョンは、経営理念の追求であり、自助努力の精神からみえてくる「創造の経済」の社会であり、クリエイティブな未来社会を実現するためにすでに動き始めている創造的組織によって、地域のニーズに合わせ答えられる企業になることです。そのために、お客様に感動を与えること、期待を超えるサービスを提供することに、日々誠心誠意努めております。これは自然とお客様に伝わっていくものと考えています。
『経営理念に“魂”が入っていれば、必ず道は拓ける』
今後も私たちは、地域社会の発展に貢献する使命を持ち、公益性の高いサービスに奉仕し続けてまいります。