お客様の声
新たな価値を地に刻む、
技術力と迅速性
大分デバイステクノロジー株式会社
代表取締役 安部 征吾様
大分デバイステクノロジー株式会社
[所在地]
大分県大分市大字野津原1660
[事業内容]
半導体アセンブリ事業/半導体試作・開発サポート事業/半導体前工程製造事業
この度はありがとうございます。まずは御社、大分デバイステクノロジー株式会社様のご紹介をお願いします。
はい。我々の会社は大分市の野津原という町で半導体のパッケージング、アセンブリという分野の仕事をさせていただいています。創業が1970年になりますので、今年で53年目となります。
当初は大手半導体メーカーからの製品をパッケージングする下請け作業を行っていたのですが、10年前くらいから設計や開発の技術力を強化しなければならない難しい時代が来ました。SDGsやカーボンニュートラルなど、社会貢献が求められる中で、どの半導体が最も寄与できるかと考えた結果、弊社は電力制御や消費電力削減に貢献するパワー半導体に着目しました。近年はこのパワー半導体に特化しており、その設計や開発技術も高い評価を頂いています。現在は国内500社以上の企業と取引をしている状態です。
最近の情勢についてお聞かせください。
情勢というと皆様は最近のコロナショックが記憶に新しいと思いますが、我々の業界はオイルショックや2001年のITバブル、リーマンショックなどが大きな影響を受けましたね。特に2001年は、電機や半導体業界が厳しい状況に置かれ、我々も打撃を受けました。
コロナの時期はスマホやPCの需要が上がり、他の産業が落ち込む中、半導体は増産が求められたのですが、ここ1年はコロナ特需の反動で減産に転じていますが、2024年度にはまた盛り返すとの声がありますので、今、その対策に注力しています。
光建エンジニアリングへのご依頼のきっかけを教えてください。
光建エンジニアリングさんや塚崎代表との初めての出会いは2001年、大分県中小企業同友会の場でした。当時、私も社長に就任し、同友会に入会したのが同じタイミングで、その秋の経営指針成文化セミナー(※中小企業家同友会で開催されている経営理念や経営計画を策定するための実践セミナー)で初めてお会いしました。塚崎さんは社長に就任する前でしたが、そのセミナーを通して光建エンジニアリングさんを詳しく知ることとなりました。そして、2014年に我々が太陽光事業を始める中、あるお客様からの依頼が、光建エンジニアリングさんとの初めてのビジネスの縁となりました。
直近では、2020年の我々の第三工場建設にあたり、元々田んぼだった場所の地目変更、造成設計などの一連の手続きを、ご依頼させていただきました。
なぜ光建エンジニアリングにご依頼されたのですか?
建物の造成や設計に関する手続きについては、専門的な企業に一任するケースが多いと思います。しかし、具体的に土地の手続きをしていただく企業を知らなかったため、塚崎さんに「これをお願いできますか?」と問い合わせてみると、「まさに我々の得意分野ですよ」という返答をいただいたという経緯です。
当時、他の選択肢が少なかったという点もあったかもしれませんが、同友会会員企業さんから「塚崎さんの所ならば大丈夫」との推薦もあり、最後は安心して仕事を依頼することができました。
光建エンジニアリングに依頼されてよかったと思いますか?
業界他社と仕事の品質を直接比較したわけではありませんが、光建エンジニアリングさんの対応の迅速さ、優れた技術力、行政との関係性は強みとして感じていました。官公庁の仕事も多く手がけられているので、その実績や経験が土台となっているのでしょう。最近は今までにない新しい取り組みも行なっているとのお話しも伺いますが、それも技術力の高さから来るものだと感じます。第三工場建設の際は、私たちが求める全ての要件をスムーズに準備していただけたので、非常に大きな支えとなりましたし、特に困ることなくプロジェクトを進めることができました。取引中もトラブルが起こることは一切なかったと思います。細部まで注意を払って、一つもミスがない完璧な仕事をしていただけたので、やはりしっかりした会社だなと感じました。
会社の規模感もちょうど良いと思います。大企業過ぎると、品質が落ちたりすることがある一方、小さすぎると経営者がすべてを担当しなければならないリスクがあります。しかし、光建エンジニアリングさんは、優秀なエンジニアさんやスタッフさんが適切に連携を取り、計画された時間内にしっかりと業務を完了してくれるという体制を持っています。これも非常に安心できる要素の一つでした。
改善して欲しい点などはなかったですか?
そもそも太陽光発電を依頼した際に、何か問題や疑問を感じたら、工場建設の依頼をしていないと思います。今後、さらに工場の拡大や新しい施設が必要になるかもしれませんが、再び塚崎さんに依頼する可能性はあると思います。
他社に光建エンジニアリングを推薦できる大きな理由はなんでしょうか。
会社や商品を選ぶ際のポイントとして、忙しすぎるところは避けたくなる気持ちがあります。過度に多忙な会社は、仕事に優先順位が付けられてしまい、大きな案件は速やかに対応するものの、小さな案件は後回しになるケースが見受けられます。光建エンジニアリングさんは、そのあたりを適切にコントロールされていて、大きな案件も小さな案件も均等に丁寧に対応していただけるのは非常にありがたいです。
あと、クライアントからの労力を一手に引き受けてくれるのがありがたいですね。「これはどうするの?」や「あれはどう進めるべき?」というようなことについて、私たちが迷うことなく進められるサポートをしていただける点が大変助かります。何か困りごとや課題を抱えているクライアントは、ぜひ光建エンジニアリングさんに連絡してみて欲しいと思います。
最後に同じ大分出身の企業として、共に成長を目指し、地域活性化に取り組む同志として、メッセージをお願いします。
光建エンジニアリングさんという会社は、どんな地形の土地でも、その空間の可能性を見いだし、変容させる力があると思います。例えば、山や野原、崖といった場所を、特定の方法で開発すれば、全く異なる価値ある土地に変えられるでしょう。今、大分県が直面している大きな問題の一つが工業団地の不足です。例えば熊本では、広々とした田んぼが直角で長方形に整備されており、その土地が新しい企業や工業団地に使えるイメージが湧きやすい。しかし、大分は工場を建てるイメージが想像しにくい。熊本のように、平地が多く、土地を整えやすい地域と比較すると、大分は田んぼの形が小さくていびつで、工業団地を造成するのが難しい状況なのです。
しかし、光建エンジニアリングさんはこの大分の地であっても、農業、畑作、植林、商業、住宅、工業など様々な土地利用の可能性にメリハリをつけることができる。一般の人々が単なる田んぼや山としか見ていない土地に新しい価値を提案し、より効果的に活用できるようにすることが、光建エンジニアリングさんは可能なんです。光建エンジニアリングさんが土地の潜在性を引き出し、大分の地をより有効に活用する方策を提案することで、興味深いプロジェクトが生まれるのではないでしょうか。
私は常にそう感じていますし、実際、太陽光発電の分野などでは、私たちには想像もつかない土地の利活用を計画し、実現させているのです。大分の活性化を目指す上で、土地の生産性を高めるような革新的な提案をもっと見たいと思っています。
ありがとうございました